クダンノゴトシ【2巻】ネタバレ！千鶴に子供が？！一体誰の子供なのか…

前巻のあらすじ

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楽しい卒業旅行の帰り道、城栄大学4年生の男女7人は半人半牛の妖怪、クダンを轢いてしまう。
突然の出来事にパニックになる7人はクダンを殴り倒し逃亡する。

しかし、クダンは7人の前に順番に現れ、7日後に死ぬと死の宣告をして周る。

その死の宣告通り、第一の犠牲者となった辰巳。
さらにはあゆみの元にもクダンが現れ、死の宣告をする。
その顔は亡くなったばかりの辰巳であった、、

一方、事故現場を改めてみにきた光と千鶴。
千鶴はポケットにナイフを忍ばせており、最初にみたクダンの顔が自分の父親とそっくりだったことを思い出していた。

 

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クダンノゴトシ【2巻】最新刊ネタバレ！

「件＝クダン」は日本にいる予言をする妖怪だという。
果たして彼らは生き残ることができるのか？

明かされる千鶴の過去

ナイフを持っていた千鶴は突然、光に襲いかかる。
びっくりする光に千鶴は冷たい声で告げる。

「死ぬのは光、そして私よ」

わけがわからない光に千鶴はあの夜のクダンの顔は自殺した自分の父親だったと告げます。

実は千鶴の父は過去にひきにげ事故を起こしてしまい、子供を轢いてしまったとのこと。
その轢かれた子供が光だったのです！

千鶴の父は当初自分は悪くない！と考えていましたが段々と精神的に追い詰められた末に、首吊り自殺をしてしまいます。

父の自殺の理由である光を千鶴はずっと恨んでいたと話します。
そして恋人にまでなって近づいたのは復讐が目的だったのです。

千鶴の告白を聞いた光は千鶴からナイフを奪い取り、なんと自ら胸にナイフを突き立てます。

「ちょうど良い、ずっと死にたかった」

薄れゆく意識の中で光と千鶴は山の斜面から滑落します。

そんな2人が見たのは千鶴の父の顔をしたクダンの姿。

父の顔を見た光は、自分が死ねば父さんの怨念が晴れ、全て終わると感じます。

しかし、クダンに死の宣告をされるまで死ねないのでした、、、

意識を取り戻す光と千鶴

2人が目を覚ますと舞、洋太、橘、伸司が合流していました。
かなり長い間意識を失っていたという2人。

どうして死んでいないんだ？と自分にびっくりする光でしたが、どうやら丸一日2人は意識を失っていた様子。

「もう少し遅ければ危なかった」

と心配する仲間たちのやりとりを見ていた橘は不敵な笑みを浮かべ、光に胸の傷のことを尋ねてきます。

そしてナイフを奪い、光の心臓に突き立てる橘。

「やっぱりな！超おもしれぇ！！」

慌てる面々をよそに橘は興奮した様子。
嬉々として話す橘、、、

しかし驚いたことに心臓を抉られているにも関わらず、光は無事なのでした。

あゆみは助かる？橘の秘策とは？

驚く一同。
そして橘は不適に笑いこう告げます。

「馬場あゆみは助かるぞ！」

橘はなにか秘策がある模様。
あゆみに残された時間はほとんどありません。

「俺たちの手であゆみを殺すんだ」と話します。

一方、あゆみは辰巳の家を訪れていました。
そして両親から辰巳は壮絶ないじめにあっていたことを聞かされます。

いじめの主犯であった俊介は優等生だったため、いじめっ子である事実が露見しなかったということを聞いたあゆみは俊介に会いに行きます。

俊介の子供が轢かれそうになった時、あゆみはかばい俊介の子供を助けます。

「助けたのは辰巳だから、そのことを忘れないで」

とあゆみは話します。
そんなあゆみの元に一同が合流してあゆみを呪いか助ける方法を見つけたと話します。

橘の知り合いの医者の斎藤に脳と心臓を摘出して確実に殺して、期日が過ぎてから臓器を戻しあゆみを助けると説明します。

早速手術を試みる斎藤でしたが、あゆみの姿は牛に変わっていました。

ただならぬ事態にパニックになった斎藤はメスを振り回しまします。
気がつくとナイフで切り刻まれたあゆみが絶命していました。

これからの対策とバラバラになる5人

次に橘は地下室に5人を閉じ込めました。
これからどうしようかと話している5人のもとに橘があらまれますがその影は牛の形をしていました。

本物の橘はモニタールームで学生たちを観察しており、そのモニターには辰巳クダンの姿がありました。

橘に化けたクダンはあの日高速道路で交通事故を起こして全員死ぬ予定だったと語ります。

橘の怪しい言動に気づいた一同は橘を見ますが今度はあゆみに姿を変えます。

「コノナカニ、ノロワレタヒトリガイル」

その言葉に口論になる5人。
そして伸司は地下室を後に何故か、ヤクザに自分の命を売りに行くのでした。

異変を察知して降りてきた橘は混乱する光たちに「こっちに興味がある」と千鶴を指差します。

そんな千鶴のお腹は何故か膨れていました、、
まだまだ呪いの連鎖は終わらない！

 

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クダンノゴトシ【2巻】最新刊ネタバレ！感想

こっわーーーと読み終わった時に思わず声が出てしまいました。
クダンの顔が千鶴の父だったという事実が語られてはいましたが、まさかひきにげをして追い詰められて自殺していたとは！

驚きの展開でしたが、まさかその轢かれた子供が光で父の死の原因になった光を千鶴が恨んでいたとは。

驚きましたが、千鶴も死の連鎖を止めるために必死みたいですね。

しかしすでにクダンの影響で死の宣告がないと死ねない体？になっている若者たち。
裏を返せば死の宣告後の7日までは無敵状態だから多少の無理はできるの？とか感じました。

そして橘さん、かなりのぶっ飛びキャラですね。
いきなりナイフを光に突き刺すとかやばい人のようですね。

しかし、この無敵？状態にはなにか意味があるのでしょうか？

筆者の予想としてはなんとなく、クダンは役割が回っていて、クダンに死を宣告されて死ぬと次のクダンになってしまう、、的な展開なのではと感じました。

だから愛するあゆみに死の宣告をしたくないけど、変な強制力が働いていて辰巳はクダンになってしまいあゆみに死の宣告をするしかなかったのかなぁ？と感じました。

辰巳クダンは泣いていた理由はそんな感じかな？と予想します。

しかし千鶴父クダンはなにが理由でみんなの前に現れたのでしょうか？さらには自殺しようとした光に自殺は認めないとクダンが言っていたあたりも気になります。

あれ？千鶴の父は自殺のはずなのになぜクダンに？とまだまだ謎が広がるばかりですね。

今後の展開にも注目です！

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