クダンノゴトシ【4巻】ネタバレ！実は光は既に死んでいた？！

前巻のあらすじ

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死の宣告をされた伸司は自転車事故を起こして、多額の賠償金がまだ必要な弟俊介のためにヤクザに自分の命を売る。

一方千鶴はなんとクダンを出産したのでした。
光は出産したクダンをみて、何故か自分の葬式の様子がフラッシュバックする。

ヤクザの裏切りにあい、俊介と洋太は立てこもり事件に巻き込まれるが、クダンが組合員を食い殺したことで難を逃れます。
その後、洋太の話を聞いた舞と伸司はクダンの正体は光なのでは？という疑問を持ちます。

舞はクダンを神の使いだといい、反対に伸司は死ぬまでまだ殺してやると告げる。
終わらない死の連鎖から逃れる鍵は光が握っているのか？

クダンノゴトシ【4巻】ネタバレ！

千鶴の父の墓へ

光と千鶴は千鶴の父の墓を訪れるため、実家である甲府市に行きます。
千鶴の母は快く迎えてくれ、手料理を振る舞ってくれます。

さらに千鶴の同郷である美雪と出会い、光達は「早く東京に帰った方が良い」と忠告を受けるのです。

父のお墓にいく旨を話すと一緒に行くという美雪。

「多分、助けられるのは私だけよ。」

昔から勘の鋭かった美雪の言葉と予知夢で美雪の姿がいたことを光は思い出して同行してもらうことにします。

そして千鶴の父の墓を開けると事前に千鶴の母から聞いていたように、意味不明なことが書いてある手帳が！！

その時千鶴の靴に取り付けていた発信器により、舞と伸司が2人を追いかけてきました。

伸司は光を殺そうとしますが、舞が包丁で応戦して乱闘になります。

予知夢で展開を知っていた光は伸司の足を拘束しなんを逃れたのも束の間、

光の後ろには鬼の形相で千鶴の母が立っていたのです！

伸司の足を縛った縄で首を絞められる光。

「死ね！！化物！お前のせいで夫は死んだ！」

光に罵詈雑言を浴びせながら千鶴母はギリギリと首を締めます！

母の言葉の意味がわからない面々は千鶴父の死の真相について聞かされます。

千鶴の父と母は光のお葬式で土下座をして許しを乞いますが、ひき逃げ犯である父を誰も許しませんでした。

その後、罪の意識に耐えられず千鶴の父は首吊り自殺をしてしまうのでした。

「どうして死んだはずの光がここにいるの？」

と千鶴の母は問いますが光自身もわけがわからずに戸惑いを隠せません。

そして美雪は「チーちゃんパパは生きていて、近々会えるよ」と千鶴母に告げます。

光の首を締める縄を離した母は父の骨壺を見ますが、その中身は空でした。

入手した手帳には出征、辻本光君とかかれた写真が、、、

手帳によると千鶴の父は自殺をする1週間前にその写真を拾い、クダンに死の宣告をされたことが記されていました。

その4日後にひき逃げ事故を起こしてし、自殺した日はちょうどクダンにあった日から7日目だったのです。

「夫の手帳から写真が出てきて気になり、辻元光について調べたの」

「辻本光なんて人間は存在していなかった」

千鶴の母から衝撃的な事実が語られ、光は逃走します。

光は実家に向かいますが、そこには神社があるだけなのでした、、、

伸司の最期と洋太の死

一方、伸司は光を殺すことは難しく、残された時間を家族と過ごそうと死の運命を受け入れます。

そんな伸司の元に動画が届くと同時に、洋太の訃報が！

洋太は伸司のことが好きだったのです。
伸司を想う、洋太の言葉に伸司は

「5日後にフッてやるよ」

と呟き残された時間を家族と過ごすのです。
そして、最終日に生き残りである組合員に殺されることになります。

光は神か？悪魔か？

一方、自分の存在がよくわからない光は現れた橘からこの神社は天神社であり、菅原道真を祀っていると説明します。

今や学問の神として有名な道真公ですが、元は怨霊でありさらにはその使いは牛であると説明し、光を見つめる。

「君は本当に無関係なのか？」

光の名前は大学にもなく、影がないことを橘は指摘します。

そしてクダン入りのコーヒーを飲ませたことを告白し、変化があった光こそがノロワレタヒトリと考えていたのでした。

行く宛のない光はとりあえず橘が用意したホテルに身を寄せます。
するとそこに舞が訪れて、神の子を宿したいから抱いてくれと服を脱ぎ光を誘う舞。

最初は戸惑っていた光でしたが、自分が人間がどうかを確かめたいがために舞を抱くのでした。

眠りから目を覚ますと千鶴がベッドの脇に座っており、舞は帰ったと告げます。
光は千鶴に別れ話を切り出しますが千鶴は自分も呪われていると影がないことを指摘。

そして千鶴と光の手が触れ合うと同じビジョンが見えて知っている場所だと言うのです。
2人は見覚えのある場所に向かいます。

一方、橘は訪れた舞から光に抱かれたと報告を受けて、化け物の子を宿したのかと問います。

「違うわ。神の子よ」

そして次巻へ、、

クダンノゴトシ【4巻】ネタバレ！感想

巻を重ねるごとに謎が深まるばかりのクダンノゴトシですが、千鶴と光はセットで呪われているのでしょうか？

もしくは光と関係を持ったから舞も同じ存在になった？など考察してみました。

そして洋太があっけなく死んでしまったのがびっくりでしたが、伸司が好きだったという衝撃の展開！！
伸司の5日後にフッてやるというセリフにはぐっと来ました。

また、舞は思いっきり光を神格化してますね！！ついには舞も神の子を宿した感じでしたが、クダンと関係があるのは光で間違いないようですね！

光の今後に注目です！

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