クダンノゴトシ【最終巻6巻】マンガ最終回の結末ネタバレ！光と千鶴の運命とは？！

前巻のあらすじ

>>【前巻】クダンノゴトシ5巻ネタバレ記事はコチラ！

大学4年生の男女7人は卒業旅行の帰りに半人半牛の妖怪、クダンを轢いてしまう。

クダンに7日間の死の呪いをかけられた仲間たちは次々と予言通りに死を迎えます。

その中の1人である辻本光は予知夢で自分の葬式の場面を見る。
不可解な現象が光を軸に発生している事実から、光は自分の存在に不安を覚えるのであった、、

自らの存在を追い求めるように光は恋人の千鶴とデジャビュを感じた病院に向かい、世界破滅の危機を感じ取るのです。

時を同じくして、東京では不可解な死が続いていた。
連続死が発生しているお店の店員に話を聞いていた千鶴と光の前に突然、千鶴父のクダンが現れます。

「運命は変えられる」

千鶴父のクダンは世界破滅の予言をしますが、光と千鶴の力で運命を変えられると助言します。

世界を救うために動き出した2人。
そんな中で、死の宣告通りに最期を迎えた伸司のクダンが千鶴の元を訪れ、死の宣告をします。

一方、光は舞の腹を破ってでてきた赤子とたいじするのでした、、、

クダンノゴトシ【最終巻6巻】マンガ最終回の結末ネタバレ！

もう1人の光

舞の腹を破って出てきた赤子はすぐに少年の姿に変わります。
その貌は光に瓜二つ。

「邪魔をするな、」

「何が目的なんだ？」

しかし少年は笑みを浮かべるだけで形を崩し、排水溝に消えていきます。

一方、舞は腹を破られたことにより絶命していました。

場面は変わり、千鶴と美雪は喫茶店でお茶をしています。
千鶴に違和感を感じた美雪はクダンが来なかったかと問う。

最初は否定していた千鶴でしたが、アパートに戻ろうとすると千鶴の部屋も空き家になっており、自分の存在が消えていることにショックを受けるのでした、、、

「藤沢くんのクダンに私の存在自体が消えると言われた」

千鶴の話をきき、なんとかしたいと感じる美雪でしたが、突然苦しみ出します。

倒れてしまった美雪でしたが、今東京では同じような症状で苦しんでいる人がたくさんいたのです！

光は自分の存在を戻しているという少年の発言が気になり、実家に向かいます。

すると、実家はそこに存在している。
家族が帰ってくるかもしれないと光は家で待つことにします。

そこに新聞記者の田坂が来訪して、光に取材を申し込む。

同時に田坂のスマホには同僚から、あの光と瓜二つの少年が全裸で渋谷を歩いている様子が送られてきます。

同僚は少年の周りの人が何人も死に、少年は溶けて消えたと説明。

すぐに現場に向かう光は連れて行ってくれる田坂に今までのことを話します。

渋谷に着くとすでに少年の姿はありませんでしたが、光が民俗研究所に向かおうとすると背後から声が。

「もう遅い。」

振り返るとそこには全裸光が立ち尽くしています。

「辻本光は世界を終わらせるためだけに存在していた。」

「しかし、お前は自分の役割を果たそうとせずにイレギュラーな存在になった。だから俺が生まれた」

と全裸光は今までの光の存在を説明します。
どうやら光は本当に破滅の予兆として存在していたのですがなんらかの力により、その役目がねじ曲がったようです。

「その証拠にお前は何度も自分の存在を消そうとした」

どうやら光が何度も自殺を繰り返していたのは役目を全うできそうになかったため、入れ替わりするために行っていた模様。

自分こそが辻本光なのだから、後は勝手にしろという全裸光に光は

「好きにするよ。コイツが病原菌のもとだ！」

と叫び、ライターと殺虫剤により全裸光を焼き殺します！！

焼き殺された全裸光は事切れる前にクダンの姿に変わり、

「あと7日で世界は滅びる」

と言い残していきます。
次いで、光は自らにも火を放ちました。

田坂は動揺しますが光は早く自分を消せ！と叫びます。

人の狂気と愛

混乱してきた状況の中、警察官が光に向けて発砲。

「コイツも化け物だ！！」

その言葉を皮切りに人々は光に襲いかかるのでした。

そこに騒ぎを聞きつけた千鶴が光を助けようと割り込んできます！
しかし、千鶴も巻き込まれて2人はリンチされてしまうのです。

「千鶴は関係ない！！」

悲痛な光の叫びも虚しく、首に鉄の棒を突き刺される千鶴。

「死ね！死ね！！」

人の醜さを肌で感じた光は心底人間とは下らないと思う。

光は千鶴がこちらを向いていることに気づきます。
視線が絡み合う2人。

「愛してる」

ちずるの言葉を聞き、光はすべてを終わらせる決意をします。

すると光と千鶴の身体から強い光が放たれて、、、

クダンノゴトシ

時は流れ、千鶴は新聞社の取材を受けています。
2週間のうちに千鶴以外の6人の同級生が亡くなっていることを聞かれますが、千鶴は渋谷の暴動事件に巻き込まれたこと以外、記憶を失っていました。

自分は呪われているんだと母と美雪に話し、千鶴は落ち込みます。
そんな千鶴を見かねた美雪は天神社に千鶴を連れ出すのです。

美雪に願いが叶うからと言われて千鶴は牛の像を撫でて涙を流すのでした。

なぜか懐かしさがこみ上げます。

「チーちゃんは守られたの」

そして千鶴は社会人になり、先輩にバーへと連れてきてもらいます。

「こちら、お店からサービスのカクテルです」

「カクテルの名前は、最高のめぐり逢い」

カクテルを差し出した青年は微笑みます。

「私は桜井千鶴です」

「辻本光といいます」

再びめぐり逢い、終幕。

クダンノゴトシ【最終巻6巻】マンガ最終回の結末ネタバレ！感想

愛は世界を救う！！

まさかの壮大な世界破滅ルートに行ってしまったクダンノゴトシでしたが、なんとか千鶴への愛の力により世界は守られたようですね。

しかし、最初はホラーな呪いというオカルトルートで始まったはずのクダンノゴトシ。
なんだか最終巻まで回収されなかった謎の山積みで、未消化感が否めませんが、みんなで色々考えて補完する楽しみが残されたんだなと前向きに考えましょう！！

光の存在は災いの予兆としてメッセンジャー的な感じだったようですね。
しかし、いまいち光とクダンとの関係はなぞでした。
そこだけでもはっきりして欲しかったなと筆者は感じました。

気になったのは、光はまだ存在しているので破滅は回避されたんじゃなくて延長しただけのような気もします。　
不可思議でミステリアスな雰囲気が魅力の一つであるクダンノゴトシですが、考えるな！感じろ！的な作品でした。

ちょうど良い長さではあるので、細かいことを気にせずに勢いよく読みたい方にはオススメの漫画ですね！
秋の夜長にいかがでしょうか？

無料で読める！お得に読める！おすすめ電子書籍サイトはコレ！！

そんなあなたの希望を叶えます！

 

↓↓↓電子書籍サイト、ぞれぞれの特徴はコチラ↓↓↓

 

↓↓↓まずは気になる電子書籍サイトを体験♪↓↓↓