王室教師ハイネ【14巻】最新刊ネタバレ！ハイネの正体に迫る！

前巻のあらすじ

カフェ・ミッターマイヤー二号店の開店が近い重要な時期に、何者かによる店への嫌がらせが発生。

王子のリヒトは苛立ちを募らせるが、王子という立場上ハイネに制されるリヒトは王子という立場について苦悩する。
しかし、尊敬するオーナーの悩む姿を見て自分自身の未来のあり方に答えを出すのだった。

さらには、アインス王子の縁談が破談となりハイネたちは見舞いに訪れるのだか、ローゼンベルク伯爵に門前払いされてしまい？

 

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王室教師ハイネ【14巻】最新刊ネタバレ！

「お引き取りください」

お見舞いに来た王子たちに対してローゼンベルク伯爵は冷たい態度で扉を閉めてしまいました。

「アインスお兄様は具合が悪いのかな？」

お見舞いが叶わなかった王子たちは兄王子の容態を心配していますが、ローゼンベルク伯爵により、お見舞いを妨害されてしまう。

帰り道、王子たちは

「アインス王子へのお見舞いの品を渡すのを忘れた！」

お見舞いの品だけでも明日届けようという話になり、次の日またお見舞いに向かう王子たち。

「ご遠慮くださいませ」

しかし、ローゼンベルク伯爵は笑みを崩さずに王子たちに取り合ってくれません。
甘いものは食べないと返されたため、果物など品を変えてはお見舞いに訪れる王子たちでさしたが、伯爵は頑なに門前払いをしました。

「兄上が心配なんだ！」

口々に兄王子への想いを口にする王子たちとハイネの言葉を受けて、やっとお見舞いの品を受け取ってくれたローゼンベルク伯爵。

「これで気が済んだでしょう？」

微妙に納得のいかない王子たちでしたが、品物を渡すと言ってくれたことで引き下がります。
そんなローゼンベルク伯爵の様子をハイネは注意深く観察していました。

後日、王宮に参じてきたローゼンベルク伯爵を待ち構えていたハイネ。

「貴方はいつも私を子供扱いしますが、貴方よりも歳上です。相談事があるなら話してください」

ローゼンベルク伯爵を諭すハイネでしたが、なにもありませんと一蹴するローゼンベルク伯爵はそのまま馬車に乗り込んでしまいます。

（私は必ずアインス王子を国王にする）

そのためにはハイネを消すしかないと不適な表情をするローゼンベルク伯爵。

ハイネの部屋から写真が

その後、お見舞いの品を渡せたことに安堵しながら一同はコーヒーを飲んでいます。

ハイネが自分好みのコーヒーをいつも出してくれるリヒトに感心してコーヒーの入れ方について学ぶことに。

コーヒーの良い匂いに釣られてさまざまな人がリヒトのコーヒーを楽しみに訪れ、和やかな雰囲気に。

「久しぶりに人のためにコーヒーを入れて楽しかった」

リヒトは満足そうに笑います。
後日、論文の資料になりそうな本を借りようとハイネの部屋をブルーノが訪ねる。

部屋はものの見事に散らかっており、ブルーノは部屋を片付けることに。

「師匠、部屋を片付けてもよろしいでしょうか？」

慕うハイネの部屋を片付けようとブルーノは力が入ります。
そんな時乱雑な部屋の中からブルーノは一枚の写真を見つける。

「？！」

その写真には幼いアインスとハイネが写っていました。
驚いたブルーノは思わず写真を懐にしまうのでした。

後で兄弟に招集をかけたブルーノは写真を見せてなぜアインス王子とハイネが一緒に写った写真があるのかを話し合います。

写真を見て王子たちはハイネの素性が気になる様子。

「先生は庶民の出だろう？何故王族と写真を撮る機会が？」

「それに父上とも知り合いのようだし」

一方、ハイネはすっきりと片付いた部屋に感動しており、何回目がわからない誓いを立てていました。

（もう汚さないで綺麗な状態を維持するぞ！）

そろそろ寝ようとしていると王子たちが写真を返しに部屋を訪れます。

「写真を持って帰ってすいませんでした。しかし、本当のことを教えて下さい！」

先生の正体が気になると言う王子たちにしょうがないと覚悟を決めるハイネでしたが、

「先生は本当は亡国の王族なんでしょう？」

（どうしよう、、、全然違う）

しかし、王子たちの勘違いのることにしたハイネはそのままうやむやにしてしまいます。

国王とハイネ

その頃、ローゼンベルク伯爵はハイネの素性を調べるために王室の禁書庫に入り込んでいました。

禁書庫からハイネの情報を持ち出した伯爵はそのまま隠れるようにその場を後にします。
そんなことがあったとは知らずに国王は起床して身支度を整えていました。

「陛下、王子たちがお見えです」

王子たちの訪問に喜ぶ国王でしたが王子たちは国王とハイネの関係を知りたいと問い詰めます。

「少し長くなるから朝食をみんなで食べよう」

ハイネも呼び、みんなで朝食をとりながら自分とハイネは超マブダチだと話す国王。

ぽかんとする王子たちにハイネは

「過去に国王陛下に謁見を申し入れ、我が国の民はみんな平等であると言う声明を出してもらったのです」

今の住みやすい街があるのは陛下のおかげだと話すハイネに若く即位したばかりの自分もハイネに助けられたと国王は笑います。

「では、どうして初めて会ったなんて嘘を？」

「以前のお前たちならば私の友人と知ればハイネを色眼鏡で見てしまい、受け入れなかっただろう。」

その言葉に今でこそ良い関係を築けている自分たちとハイネだが、過去の自分たちではそうかもしれないと納得する王子たち。

（しかし、あのことはやはりハイネでも言えかないか）

しかし、ハイネの関係性についてひと段落したかに見えた王子たちでしたが、国王はまだ隠し事がある様子、、、

 

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王室教師ハイネ【14巻】最新刊ネタバレ！感想

ローゼンベルク伯爵がハイネを失脚させようと暗躍しているのが気になりますね。

王子たちと良い関係を築いているハイネですが正体が謎に包まれていますね！
問題を乗り越えてさらに王子たちとの絆を深めてほしいですね！

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