ぼくたちは勉強ができない【14巻】最新刊ネタバレ！いよいよ大詰め！初詣で何を願う？！

前巻のあらすじ

受験生が織りなすジャンプの新しいラブコメ、「ぼくたちは勉強ができない」。

進路変更することを家族に告げた可成幸は再び予備校に通い始めるのでした。

受験本番が迫る中、あすみは何故か上の空。

成幸はそんなあすみの様子が気になり、、彼女の中ではある「夢」消えようとしていたのでした。

13巻はあしゅみー先輩の話がメインの巻でした。

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ぼくたちは勉強ができない【14巻】最新刊ネタバレ！

ついにセンター試験まで1ヶ月を切った成幸たちは必死に勉強します。
しかし、クリスマスの時期になるといつものように恋愛脳なヒロイン達はこぞってサンタ娘のコスプレをします。可愛い、、
そんな彼女たちに赤面する成幸が相変わらず初々しいですね。

さらには成幸までコスプレをしてみんなでクリスマスパーティーを行います。
そんな中、理珠は文乃にしか見せたことがないという宝物を成幸に見せます。

それは祖母が作ってくれた手作りのボードゲームでした。
そして理珠の口から「あなたは特別な存在です」とドキッとするセリフが！！

その後すぐに「冗談です」という理珠のマイペースさが可愛いです。
また、みんなのことも好きと語る理珠は「でも私は、私が嫌いです」と意味深な発言をします。

場面は変わり理珠が高校1年生まで遡ります。
真冬先生が教育係に任命されてから半年、「志望分野を変えなさい！」と一喝する真冬先生に対して「あなたに人生まで決められる筋合いはない」と返す理珠。

そんなそっけない態度の理珠に対して文乃は友達になりたいと歩み寄るのでした。

文乃の自分の気持ちをあなたに知ってほしいと歩み寄る姿勢や、朗らかで明るい一面に強い憧れを抱くようになる理珠。
「この人は私がなりたい私だ」と理珠は文乃に対して憧憬のようなものを見るのです。

そんな理珠の話を静かに聞く成幸を前に理珠はさらに続けます。
成幸のおかげで自分なりに成長できたこと、昔に比べれば自分なりに成長できたという自負もある。

しかし「見えてくるのは嫌な自分ばかり」と涙を流します。
それは成幸と文乃が一緒にいるときに感じる「嫉妬」
自分の感情を知った理珠は自分の中にある綺麗でない感情の存在を知るのです。

そんな自分の想いを成幸に告げた理珠は逃走し、みんなで行っていた勉強会にも顔を出さなくてなります。

文乃や成幸と距離をおくために勉強会に顔を出さなくなってから3日。

理珠は昔の祖母とのやりとりをずっと引きずっていました。
一緒にゲームをしてくれなくなった祖母に「ばーばは私が嫌いになったの？」と問い詰めた際に「そうだよ」と返されたこと。
その後すぐに「私もばーばなんてだいっきらい！」と言ったことをずっと後悔していました。

その発言の裏にはばーばからの愛が隠されていたはずなのですが、その真意に気付けない理珠
は自分を心配する成幸と文乃に対して「ばーばのように嫌われたくない」と一人になることを選びます。

そして直接「文乃になりたかった」とカミングアウトされた文乃は自分も理珠の存在に助けられていたことを改めて痛感し、「りっちゃんは大馬鹿者だよ」と涙を流すのでした。
2人の不器用な友情が切ない展開です。

そんな不器用な2人をみた成幸は理珠に「自分が好きになる自作の国語のテスト」をうけてもらうことにします。

これは文乃も一枚噛んでいるハズと思いきや、やはり文乃の理珠に対する想いが書かれていました。

理珠に自分の夢を救ってもらったという文乃。
「向き不向きそんな他人の物差しなどクソくらえです」唯一自分の夢を否定しなかった理珠に文乃もまた救われていたのでした。

2人の友情が熱いですね！！

また、成幸も嫌われるのが怖いと吐露する理珠
に対して「嫌わないぞ」という言葉をかけます。

そして理珠は祖母の真の愛情にも気づき、自分を好きになることができるのでした。
嫉妬する自分もきちんと受け入れて前に進むことができたようですね。

その後は、あしゅみー先輩のサービス回や真冬先生との遊園地デートなどのほのぼのする話が続きます。

そして最後はみんなで初詣に行きます。
みんなの晴れ着姿が素敵ですが、迫りくる受験と卒業を意識した成幸はこの一年を振り返ります。

「俺はあとどれくらいこいつらに寄り添っていられるのだろう？」

教育係として彼女らと過ごしてきた日々の楽しさを噛みしめながら「悔いのないようにいこうな」と成幸はみんなに声をかけるのでした。

いよいよ最後を意識せずにはいられなくなってきた季節を迎えて次巻！！

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ぼくたちは勉強ができない【14巻】最新刊ネタバレ！感想

可愛らしく純情なヒロイン達が魅力のぼくらは勉強ができない14巻今回もほっこりする内容でした。

ラブコメは基本ハーレム、ラッキースケベなどがお約束ですが、「ぼく勉」に関しては夢を諦めたくない学生達が必死に頑張る姿が魅力的な漫画です！

どっぷり恋愛モードの漫画が苦手な筆者にとってはとっても読みやすく、キャラに共感できる漫画です。

そして今回は筆者の推し（笑）の1人でもある理珠ちゃんがメインのお話でした。

理珠ちゃんとばーばの思い出話には思わず、ほろっとしてしまいました。
そして嫌われたくないという理由で文乃や成幸と距離を取ろうとする理珠に自分の思いを伝えにいく文乃ちゃんに感動しました。

文乃ちゃんのように真っ直ぐにいきたいものです。しかし、理珠だけでなく文乃ちゃんも理珠
の存在に助けられていたんですね！

夢を否定されなかったことが嬉しかったとお互いが思いあう友情は素敵でした。
恋愛だけで終わらずに友情を丁寧に描くところもぼく勉の魅力です！

なにより絵が可愛い！！そろそろ終わりが見えてきたぼく勉ですが、今後も目が離せません。

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