新テニスの王子様【28巻】最新刊ネタバレ！vsドイツ開幕！

前巻のあらすじ

決勝トーナメント準々決勝第四試合は真田VSオジュワールの対決。有利に試合を進める真田に対し、忍者のような出で立ちのオジュワールは『五車の術』で真田のミスを誘い、心理戦で徐々に真田を追い詰める！

日本チームは勝つことはできるのか？
大人気テニス漫画28巻！

 

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新テニスの王子様【28巻】最新刊ネタバレ！

準決勝開幕！

「いよいよドイツチームと本戦で戦うときが来た！」

「エキビションマッチの屈辱を今ここで返してやる！」

ついにドイツチームとの準決勝戦に臨む日本チームはエンジンを組んで気合十分です。

平等院の掛け声に合わせてお互いを鼓舞し合う日本チーム。
すると、会場内にアナウンスがなりいよいよドイツチームが入場してきます。

（ウォォォォ！）

破れんばかりの歓声に圧倒される日本チーム。
ドイツチームの中にはラケットを携えたQ・Ｐの姿もあります。

「こっちも最強の男で挑ませてもらうぜ！」

平等院の掛け声とともにコートに立つのは鬼十郎。

ついに本戦が開幕します！

一方、鬼十郎をみたQ・Ｐは

「相手にとって不足なしかな？」

「ありがとよ、Q・Ｐ」

と満足げな様子です。

激しい試合

始まった試合は激しいラリーを展開します。
さすがは世界最高傑作と言われているQ・Ｐはすべて中央にボールを返していきます。

「Q・Ｐは産まれた時から毎日同じ一点にボールを返しているのだからこんなことはたやすい」

そんな精密機器のようなQ・Ｐの動きに食らいつく鬼十郎も負けていません。

「鬼先輩もすべてセンターに！？」

さすがは準決勝戦というべきラリーで高い技術力を発揮する両者。

「鬼十郎はダイナミックなテニスに見られがちだが、他を圧倒するほどの技術力を身につけている」

「このままミスしなければ、鬼が有利だ」

激しいラリーが以続きますが、ボルグは目線でQ・Ｐに指示を出します。

「あまりそのラリーに拘るな」

すると、Q・Ｐは機械的な動きで前に出ますが、鬼十郎がその眼前にジャックナイフを決める！！

読んでいたのか？！と一瞬周りが騒然としますが、ジャックナイフを物ともせずにQ・Ｐはボレーで返すのでした。

鬼十郎のラケットが宙を舞い、初点はQ・Ｐに。

しかし、平然とした顔でラケットを拾い元の位置に戻る鬼十郎の口角は上がっています。
さらには、Q・Ｐも面白くなってきたようで能面のような顔から人間味が少し見えてきました。

試合は鬼十郎に有利にすすみ、会場の声援もピークに！
日本チームの中学生は鬼コールで盛り上がります。

「鬼先輩は中学生に人気ですね」

熱血な鬼十郎は熱い声援に応えるように試合をすすめていきますが、Q・Ｐも正確な動きで一歩も引きません。

そしてQ・Ｐがサーブの順番になりますが何故かサーブを打とうとしません。

どうしたのかと審判が見つめますがそこにQ・Ｐが一言。

「さっきから声援がうるさくて試合に集中できない」

Q・Ｐは審判が注意しないと試合を続行できないと冷たい顔で話します。

「対照的な2人っすね」

その様子リョーマが一言こぼすと乾がQ・Ｐに関して話す。

「聞くところによると恩師も平気で切り捨てたらしい」

QPとレンドール

その話からQ・Ｐの冷徹さが伺えますが、場面は変わり、Q・Ｐの過去に遡ります。

13年前のドイツ、どのコーチにも心を開かないQ・Ｐは使い物にならないから退学させろとGTAの上層部で話しています。

そんな上層部にレンドールという若いコーチがQ・Ｐの処遇についてまったをかけます。

すると上層部は一ヶ月でQ・Ｐを仕上げて中学生と試合をさせると無理難題な話を持ちかけます。

「そんな！彼はまだ5歳ですよ？」

「できなければQuark Puppe＝できそこないの人形は孤児院に逆戻りだ」

そして幼いQ・Ｐはひたすら100と書かれている中央にボールを打ち付けています。

その様子を見つめて笑うレンドールにQ・Ｐが気づきます。

「ごめんよ？僕はレンドール」

君のコーチをすることになったと自己紹介をした後に、Q・Ｐが100を狙っているのを参考に自分は1から順番に打っていくとレンドールは説明します。

しかし興味なさげに機械的に動作を繰り返すQ・Ｐに青い鳥のシーソーを木の股に設置して

「君が挑戦したら右側にシーソーを倒してね。僕は左側に倒すよ」

と話し、去っていくレンドール。
翌日ダメ元でシーソーを確認しに行くと、シーソは右側に倒れていた。

それから3年間シーソーを通じてレンドールと練習するQ・Ｐ。
そして3年後にQ・Ｐはレンドールはどうしているのかと他の生徒に尋ねます。

「レンドール？3年前にコーチを解任されたよ」

という衝撃の事実が！
なんとGTAに盾ついたことがきっかけで清掃員になってしまったレンドール。

練習場に行ってみると、清掃員の姿でボールをうつレンドールの姿が。

Q・Ｐは自分のせいでレンドールはGTAにしがみ付いているんだと涙を流します。

「君はどうでも良い人形なんかじゃない、Quality of Perfect(完璧な品質)として世界に羽ばたけ！」

最後までQ・Ｐのことを想っているレンドールにQ・Ｐは救われ、人間として生きていけるようになるのでした。

そして場面は戻り、Q・Ｐは疲れをにじませながら髪をかきあげます。

「ふぅ、疲れるな。でも作戦通りだよね？監督」

Q・Ｐが見上げる先にはなんと、、、

「ナイスゲーム、青い鳥」

なんとレンドールはドイツ代表の監督に就任していたのです！！

そして鬼十郎に有利にゲームは展開しますが、嫌な予感を覚える徳川と入江。

流れを変える必要はないとレンドール監督は笑います。

そして身体から（？）光を溢れ出す、Q・Ｐ。

「テニス界の神になる」

Q・Ｐは鬼十郎を見つめて不適に笑うのでした。

 

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新テニスの王子様【28巻】最新刊ネタバレ感想！

ついに始まった準決勝ですが、精密機器と呼ばれているQ・Ｐが登場します。

能面のような表情で淡々と試合をこなすQ・Ｐはまさに機械なのか？と思いましたが、監督との過去話は泣けましたね！

レンドールの存在に救われたQ・Ｐと監督に見事に返り咲いたレンドール監督に嬉しくてついついおぉ！と声が出てしまいました！

Q・Ｐですがどんなワザを繰り出すのか楽しみですね！

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