人間は新人類たちによって“作られた”存在だった。
遠くの惑星から飛来した彼らにより、
長い時間をかけて猿から進化させられ、今まさに収穫の時期を迎えたのだ。
飢えた怪物たちは世界各地で人間を襲い、
その止めどない食欲の前に人類は滅亡の危機に晒されている。
人間たちに抗う術はあるのか!?
そして山引がナツネに伝えた策とは‥‥!?
人類生存を賭けた“食物連鎖”パニックサスペンス!
前回のあらすじ
クイーンに操られてしまった『ゆりかご』の副所長・花島の手によって、
地下室に蠢く生物たちが一気に外へと飛び出し、人間を次々と食らい始めます。
そんな最中、花島に殺されてしまった筈の山引が生き返ったと思ったら、
なぜか彼の背中からナツネが姿を現したのでした。
食糧人類【7巻】最終回ネタバレ
“増殖”の意味とは?
ナツネの身体の至る部分に噛いていく山引の背中に無数の顔が浮かび上がり、
それは実体化し、産み落とされていきます。
無数の赤ん坊が床を埋め尽くしていく光景を伊江は、
ただ愕然とした表情で見つめることしか出来ませんでした。
漸く目の前の光景の異様さを口に漏らした伊江に対し、
「伊江くん…横…横見て」と、笑顔で告げる山引。
そして、指示された通りに振り向くと、なぜか山引の腕の中で横たわっている筈のナツネが、
自分の真横に立っていたのです。
困惑と恐怖で青ざめていく伊江に、
「伊江くんね……流動こそが生物の本質ですよ」と、
冷静な声で山引は告げたのでした。
床を埋め尽くしていた赤ん坊は急激な成長を遂げていき、
最終的には“ナツネ”となっていく異常事態を伊江は“育っている”と漠然的に理解します。
“ナツネ”を食べて“ナツネ”を繁殖していく山引の様子に違和感を感じ、
慌てて止めに入った伊江でしたが、その時にはもう手遅れでした。
繁殖行為を続けた山引の身体は赤ん坊が産まれる毎に形を失っていき、
残されたのは下半身のみ。
集まってきた生物たち
半日後、産み落とされ成長した無数の“ナツネ”は、
施設内にいるクイーンの元へと向かっていきます。
しかし、クイーンの触手によって次々と身体を切断されていく“ナツネ”。
その中のナツネのひとりが「増殖種だぁ亜ああ!!!!」と、
凄まじい叫び声をあげます。
その声の威力は世界中に散らばった生物たちに伝わり響き、
新たな変化をもたらします。
声を聞いた生物たちは一斉に「ゆりかご」へと終結し、
あっという間に伊江の居る部屋にまで侵入してきてしまったのです。
物陰で息を潜める伊江、伊江の親友・カズ、小倉。
和泉と花島の死体を貪る生物たちの餌食となってしまうと、
じわじわ迫り来る恐怖に身を強ばらせていきます。
どうしたらいい?と選択を迫られる中で、小さく声を漏らすカズ。
それに気が付いた伊江と小倉は戦慄の恐怖に、
叫ぶことも忘れて、
目を見開き、目の前のモノを凝視します。
それは、生物の巨大な目玉。
しかし、その目はゆっくりと閉ざされていったのです。
訳が分からないまま立ち上がると、さっきまで遺体を食い荒らしていた筈の生物たちが、
“共食い”し、息絶えていたのでした。
惨い光景に唖然とする伊江。
「人間二人喰ったぐらいじゃ全然足らなかったんだ……」
迫り来る選択の時
凄まじい食欲を見せる生物の体質を知った伊江たちは、
更なる光景を目の当たりにします。
空を埋め尽くす夥しい数の生物の群。
その生物たちもまた、共食いを始めていたのです。
共食いをし、空から降ってくる生物の残骸。
「アイツら、ああやって全滅してくんないかな……」と、
淡い期待を抱く伊江。
それは難しいと即答する小倉。
モニターには、増殖したナツネが次々に生物の餌食となる映像が繰り返されていきます。
それを考え込んだ様子で見つめる小倉に気付いた伊江は、
何かを察し「何をしてんの?」と、恐る恐る問い掛けました。
小倉が考え付いたこと。
それは、生物たちとナツネを施設の地下室へと閉じ込めるという、
残酷的な計画だったのでした。
ナツネが地下室で未来永劫、生物たちに喰われ続けてしまう。
そんな末路は嫌だと、小倉の作戦に拒絶を示す伊江。
ナツネを犠牲にして生き残るのか、生物たちに喰われるのを待つのか、
究極の選択を突き付けられる伊江の目に、ある映像が飛び込んできます。
モニター越しで何かを伝えようと口を動かすナツネ。
その言葉の意味に気付いた伊江は、地下室のトビラを閉めてしまいます。
その事で生物たちは共食いを繰り返し、伊江たちが外へと脱出した時には、
地上は死体の山と化していたのでした。
ナツネを置いて生き残る道を進んでから月日は流れ、あれから3年。
学校を辞め、仕事をしながらカズと暮らす伊江。
しかし、伊江の中に時折押し寄せる感情の波。
今もまだ喰われ続けているナツネのいる地下室。
あの地獄の釜の蓋を再び開けたら
みんな……どんな顔をするだろうか
開けちゃおうかな……
平穏を手に入れた筈の伊江の心に、渦巻いていく深い“闇”は静かに広がっていくのです。
そして、ついにはカズに書き置きを残したまま姿を消してしまった伊江。
そんな伊江が向かったのは、更地となった『ゆりかご』の跡地でした。
地下室のあるであろう場所をひたすら掘り続けていく伊江だったのですが、
体力は限界を越え、気絶してしまいます。
しかし、目を覚ますと……
そこには、地下室に閉じ込められている筈のナツネの姿があったのでした。
「アイツらは俺が根絶やしにした」
その声を聞いた伊江は、再び意識を手離してしまったのです。
本当に生物たちは絶滅したのか?
伊江の前に現れたナツネは一体どうやって出てきたのか!?
そして、伊江たちの待つ結末とは!?
食糧人類【7巻】最終回感想
かなり衝撃的な展開から始まった7巻!
山引さんとナツネの異様とも言える行動に目が釘付けになってしまいました。
自分の身を滅ぼしながら“ナツネ”を産み出した山引、
世界を救うために自分を犠牲にしたナツネ。
このふたりが居たからこそ築かれた“平穏”に、どうしても納得できずに、
苦しむ伊江の気持ちにも胸が痛みました。
この話の結末、是非見ていただきたいです!
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