ゴールデンカムイ【第190話】最新話のネタバレ！キロランケ、死す…！？

 

2019年2月21日発売、週刊ヤングジャンプ9号の最新話！

ゴールデンカムイを読んだので

【第190話】「明日のために」のネタバレ・感想・考察をまとめました。

 

〜命をかけて削り合う鯉登とキロランケ
キロランケの首めがけたマキリはどうなる！？〜

 

※この記事はネタバレを含んだ内容になっております。

【第190話】「明日のために」のネタバレ

キロランケの抵抗

鯉登がふりかざしたマキリ(小刀)は、
すぐさま出した左手のひらを貫通し、キロランケの首に数センチほど刺さる。

キロランケは、マキリを抜き取り、
今度は鯉登の左腕に刺さる小刀を、上から押し込み、
刃先が少しずつ鯉登の胸元をえぐっていきます。

鯉登
「おおおおおおお　おうぐううううう」

必死に腕のちからで押し返す鯉登。

その時、銃声が鳴り響き、
キロランケの両肩に一発ずつ銃弾が命中する。

撃ったのは、谷垣と月島でした。

その場にドッと倒れるキロランケ。

谷垣
「鯉登少尉殿…！」

鯉登
「手出し無用 私が仕留める」

そう言って、鯉登は軍刀を引き抜く。

しかし、キロランケは持っていた手榴弾のピンを抜き、
鯉登の頭上めがけて投げ飛ばします。

無駄じゃなかった

谷垣も月島も、手榴弾に気づく。

鯉登は、すぐさま軍刀を振り、
手榴弾を真っ二つに斬り落とし、爆発を防ぎます。

月島
「谷垣撃て！！」

瀕死のキロランケめがけて、谷垣が銃を向ける。すると、

アシリパ
「待って！！」

谷垣
「アシリパ…」

向こう側からアシリパが走ってくる。
奥には尾形を抱えた杉元と、白石がいます。

谷垣
「アシリパ…」

アシリパ
「聞かなきゃいけないことがある！撃つな！！」

谷垣
「どけッ そいつは手負いの猛獣だ！！」

アシリパ
「離れてッ 殺したらわからなくなる！！」

瀕死のキロランケは、声を震えさせながら、
近寄ってきたアシリパの耳元にささやきます。

キロランケ
「逃げるぞ…アシリパ

ソフィアと…ウィルクの話を…！！
きっとお前の中にカギがある…」

アシリパ
「………」

白石
「…キロちゃん」

アシリパ
「さっき全部思い出した やっぱりアチャが教えてくれたことだった」

キロランケ
「……！？」

アシリパ
「ありがとう思い出させてくれて…」

キロランケ
「…そうか」

キロランケは、ハーと息を吐き、安堵の表情を浮かべます。

良かった　この旅は無駄ではなかった

ここまでアシリパを連れてきたのは

無駄じゃなかった

キロランケはこれまでの旅路を思い出します。

尾形や白石と共に、スチェンカやバーニャをしている記憶もあるため、
「いや結構無駄なことしたな」とも思っている。

キロランケ、眠る

キロランケ
「あとは頼んだぞアシリパ…！！
“俺たち”のために…ソフィアと…」

キロランケは、ソフィアとの過去を思い出します。

キロランケ
「ソフィア…！！」

鯉登や谷垣、月島も静かに見守る中、アシリパが口を開く。

アシリパ
「キロランケニシパが
アチャを殺したというのは本当か？」

しかし、すでにキロランケは息を引き取っており、
質問に答えることはありません。

アシリパ
「キロランケニシパ…
キロランケニシパ…」

ここで、190話は終了します。

【第190話】「明日のために」の考察・感想

考察

雪上の戦いがついに決着しました。

キロランケの役割は、アシリパに鍵を思い出させることだったようです。
様々な罪悪感があってのことでしょう。

それでも、これまでの旅路を思い出し、
アシリパ達との旅が“無駄じゃなかった”というのは、
金塊への鍵以上のものが見えてきますね。

感想

長く作品に登場したキロランケが息を引き取りました。
アシリパ達だけでなく、オソマちゃんや自分たちの子どもたち、
民族達を大事に思う優しい人物でした。

白石の「キロちゃん…」の一言は、
読者からの共感と辛さがこみ上げるワンシーンですね。

最後に「ソフィア」と言い残し、この世を去ったキロランケ。
旅路の中でずっと心残りだったのでしょう。

そして、急展開の末、杉元とアシリパが合流し、
カギを手に入れた一向は、
新たな金塊への道がスタートしそうです。

次回、191話収録の週刊ヤングジャンプ13号の発売日は2019年2月28日（木曜）です。

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